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本日はアポロ11号が打ち上げられた日から50年(日本時間16日22:32分、米東部時間は16日9:32分)。月面着陸後の第一歩は7月21日5:17分40秒に着陸してその約6時間39分後の11:56分20秒、米東部時間20日22:56分20秒で左足から。その第一声は5秒前の56分15秒に船体脚の皿の上で「この一歩は小さいが、人類にとっては偉大な躍進だ」。私は先日「映画ファーストマン」をDVDで鑑賞したばかり。 |
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ところが、私はこの偉業の当日の日をまったく覚えていない。それ以上にニュースを見たとかの記憶もない。 しかし、唯一のはっきりとした記憶がある。それは宇宙飛行士が3人焼け死んだ新聞を親せきの家で叔父さんと話し、いろいろ質問しているシーンだ。あれからしばらくそのニュースは火星で事故にあったと思っていたし、小学低学年の頃はアポロ11号の後の記憶だと思っていた。子供の想像力だ。後に調べてみるとその事故はアポロ1号の船内酸素発火起因の地上死だった。ちゃんと存在していた。映画アポロ13でもファーストマンでも描かれている。米東部時間で1967年1月27日18:30の出来事なので、おそらく日本で新聞を見たのは1月28日夕刊か29日朝刊。土日だったんで親せきの家に行っていたんだろう? そしてそれがどうしたと思うが、それ以前の記憶は無いと思っている自分としては「私の人生で一番古い記憶は1967年1月なので4歳2か月」ということになる。これは脳の発達が終わる時期と関係しているらしい。通常は3〜4歳だそうで、平均3.9歳。詳しく言うと、女性は3.4歳で男性は4.0歳だそうだ。いろいろ考えさせられる…… それにしてもあれから50年近く、人類は月に降り立っていない。映画2001年宇宙の旅の公開は1968年。当時、あれだけ科学考証を重ねた映画も2001年に月でモノリスを触っている。当時記憶の無かった私も50歳を過ぎ、あれからどれだけ未来世界を待ちわびていたことか…… しかし、これだけは言える。月面から登る地球の画像には「確かに私はそこに存在していた」のだ。 |
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#科学 |
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個人的なアニメのベストは、初めてアニメって凄いと思った「宇宙戦艦ヤマト」を別格に、AKIRA、ガンダム、エヴァ、カリオストロ、などなどが2番手にあった。劇場で見た映画は、やはりヤマトを筆頭にAKIRA、クラッシャーJOE、攻殻機動隊なんかだったが、最近ベスト2に食い込んだアニメがある。 それは「この世界の片隅に(2016年)」。この年は映画の当たり年で何本の映画をイオンに見に行ったことか……。日本映画で言うと、シン・ゴジラ、君の名はなんかだ。そして、確か「君の名は」を見に行った時にポスターで「この世界の片隅に」をやることを知った。
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この原作者の「こうの史代」さんの描く漫画は個人的に気に入って持っていたので「え?アニメ化されたの?」と思い見ることにしたのだが「完全に打ちのめされた」。余談だが、こうの史代さんの漫画を知ったきっかけは古事記関連の本を集めているときに漫画版があると知ったからだ。「ぼおるぺん古事記 天の巻・地の巻・海の巻」(2012年)。原作の「この世界の片隅に」は2008年らしいので後になって知ったことになる。そしてその後、彼女の漫画を集めることになった。
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さて、映画の「この世界の片隅に」は思いっきり原作通りで声優の「(あまちゃんの)のん」もGood。ただし、原作から省く部分は大胆に省かれている。内容は一言で言い表せないので各自ネット検索をしてほしい。とにかく、映画を見終わったら周りはしばし沈黙し、所々拍手も起こった。もちろん、私も敬意を表し拍手した。そして、そのあと各所で感動の嵐というか、なんだかカオス状態になった。私も初めての経験だった。そんな場に流されたわけではなく、不思議な感覚になる映画だった。見終えて街に出たら見る景色が変わって見えた。そして、幼いころ親せきのばあさんやなんやらに聞いた話なんかを鮮明に思い出した。特に母は本当はどうだったんだか分からないが、子供時分に吉田空襲の際に機銃で狙われた話を良くしていた。
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私はこのアニメを人に勧めてきたが、絵柄なのかCM不足なのか分からないけど受けは良くなく、見てくれるに至らなかった(見なきゃ分からんのよ)。で、今なぜ記しているかというと、8月3日(土)午後9時〜午後11時にNHKで放送するということで告知です。 とにかく、お勧めです! http://www6.nhk.or.jp/anime/topics/detail.html?i=5463 |
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