まだ東京の会社でコンピュータ仕事をしていた当時、東京ドーム設計時の竹中工務店と関わった。関わったと言っても当時はまだ20代前半なので話を聞いていた程度。
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その中でドームの天井の高さをシミュレーションする話があった。そこでブーマーだったと思うけどこれ以上高く上がらないだろうと彼のボールの軌跡を参考に天井の高さを何度も検証していた。そして数年後、ついにスピーカーに続き天井の高さも超えるボールが出てきた。そして数年前には日本にいた時の大谷も天井にあてた。
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で、昨日大谷のホームランをテレビで見ていた。何故か当時のコンピュータシミュレーションを思い出した。あの落下地点はおかしい? あれって天井に二度当たってないか?最初は鉄バーに、次は幕をかすってないか?そして先ほど、やっぱり天井にあたっているというニュースを見た次第。
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当時竹中工務店ではインターグラフと言うシステムで各種設計していた。 そのシステムの運用プログラムを書くために当時東京本社のあった浜離宮ビルに詰めていた。まだ新橋に汐留駅があったころ。
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ちなみに私たちの担当は座席の配置。数種類の大きさの椅子を観客の目線からシミュレートして配置するというもの。先輩方はドームの幕が膨らむときの折れ曲がりの強度計算だったと思う。
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インターグラフが描いた2画面のシミュレーションを見ながら「これなら天井に当たるわけない」と談笑していた…という昔話をしておきたいと思いましたが、なにぶん古い話なので記憶違いはあるかもです… |
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